幅広い年齢層から支持を獲得するマークX!燃費やデザインの特徴を知ろう

calendar_today 2020/06/23  refresh 2020/09/29

マークXは、トヨタの人気車種として長年愛された人気モデル「マークII」に続く、4ドアセダンの新たなハイグレードモデルとして登場しました。

厚みのあるボディーとスタイリッシュなフォルムが採用され、高級感の中にスポーティーな印象を残すオリジナリティー溢れるモデルとして、発売開始以来高い人気を獲得します。

マークXの魅力

マークXは、2.5Lを超えるパワフルなエンジンが生み出す大きなトルクにより、低速から高速への切り替えがスムーズに進んでいきます。そのため、乗り心地を重視する中高年世代のドライバーたちから広く支持されました。

また、快適な室内装備が高く評価され、タクシー用の業務車両としても全国で採用されています。

他の自動車メーカーが販売する2.5Lサイズのスポーツセダンは、ベーシックモデルでも400万円から500万円前後が相場となっていた中で、車両価格が300万円以下に設定されたことも評判を呼びました。

ですから、マークXは自動車としてのクオリティだけでなくコストパフォーマンスも非常に高いモデルなのです。

歴史

初代(2004年~2009年)

マークXの販売がスタートしたのは2004年11月です。ベーシックモデルとして2.5Lと3.0Lという2つのクラスが用意されました。

よりスポーティーなクラスとして販売された「300G PREMIUM」には、リアスポイラーやマークXオリジナルのスタビライザーに加えて、アルミの18インチホイールが標準装備として搭載されており、スポーツドライビングを楽しみたい若い世代から大きな人気を得ることになります。

2005年には本革仕様のステアリングホイールなど、数々のユニークな装備を搭載した特別仕様車が発売されて人気を博しました。

2006年にはマイナーチェンジが実施され、サスペンションの見直しにより操作性と車内における静粛性が向上しました。

また、インテリアには木目調のパネルなどが新たに取り入れられ、加えてオプションとして大容量HDDを搭載したナビゲーションシステムも登場し話題を呼びました。

2代目(2009年~2019年)

トヨタ・マークX(2代目)
Mytho88 / CC BY-SA

2009年にはフルモデルチェンジが行われ、マークXの2代目が市場へ投入されます。

初代モデルと比較すると、フロントの位置がやや低くなり、ヘッドライトがよりシャープなデザインになったことで、よりスポーティーな印象を与える仕上がりとなりました。

2代目からは3.0Lモデルがなくなり、3.5Lへとサイズアップが行われました。レクサスにも搭載されているこの3.5L-V6エンジンが持つポテンシャルは圧倒的で、力強いトルクとパワーのコンビネーションが多くの自動車評論家から高い評価を獲得することになります。

一方、2.5Lエンジンは燃費の大幅な向上が話題となりました。

2012年には、マークXのエンブレムがグリル全体に拡張されるなど、エクステリアをメインとしてマイナーチェンジが実施されました。

2016年に行われたマイナーチェンジでは、溶接技術の改善による車体剛性の向上や、トヨタオリジナルの衝突回避支援システムを全グレードの車種に標準装備するなど、より安全性能にこだわった改良が加えられました。

モデル統合により生産終了へ

この頃から、トヨタの世界戦略としてモデルの統合が取り上げられるようになり、マークXもクラウンカムリといった車種との統合が検討されます。

結果として、2019年4月にマークXとして最後の特別仕様車となる2.5Lモデルが発表され、同年12月に生産が終了となりました。

燃費

マークXの最終モデルには、2.5Lエンジンと3.5Lエンジンの2クラスがあります。

2.5Lエンジンの燃費は、2WDタイプがJC08モードで11.8km/L、4WDタイプがJC08モードで10.6km/Lです。

一方、3.5Lエンジンは2WDタイプのみで、JC08モードで10.0km/Lという燃費になっています。

デザイン

エクステリア

最終モデルとなったマークXのエクステリアはエレガントでスポーティーなフォルムが印象的です。

ボンネット部分は広々としている一方、フロントグリルは比較的小さめなので、見る人に威圧感を与えることはありません。

インテリア

マークXの内装
Tokumeigakarinoaoshima / CC BY-SA

インテリアはブラックを基調として非常に落ち着いた雰囲気でまとめられています。

車内空間は広々としているので、ドライバーは圧迫感を感じることなくのびのびと運転をすることができるでしょう。

各シートは体にフィットする形状となっているため、カーブなどに差し掛かって体が不安定になるという心配も皆無です。実際、長距離運転をしても疲れにくいと感じるドライバーは少なくありません。

静粛性に優れているので、同乗者との会話も常にストレスフリーで楽しむことができるはずです。

この他に、マークXには安全性能を高める機能として、「オートマチックハイビーム」や「歩行者自動検知システム」、車線を越えないようサポートしてくれる「レーンアラートシステム」などが搭載されています。

ですから、「スポーティー」「ファミリー」「デザイン性」「安全」などの要素を贅沢に詰め込んだのがマークXというモデルなのです。

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