Q5の車種情報。燃費やデザイン・乗り心地

calendar_today 2021/03/22

全高と全幅は変更されていませんが、モデルチェンジ前よりも19ミリ長くなって全長4.68メートルとなった新Q5は、10年以上にわたり、ミッドサイズのラグジュアリーSUVセグメントのトップに君臨してきましたが、それには正当な理由があります。

スタイリング、実用性、パフォーマンスの完璧なバランスが、世界中の顧客に愛されています。全世界的に見ても、初代アウディQ5は2009年に見事なデビューを果たした後、160万台以上の販売を記録しました。

今回アップデートされたQ5が初めて公開されて以来、よりシャープで明確なスタイリングと、この長年の人気モデルをさらに魅力的なものにするために採用された大幅な新装備とテクノロジーの搭載がさらなる人気をはくしています。

プレミアムSUV、アウディQ5

LEDヘッドライトには最新のデイタイムランニングライトが採用され、次世代有機EL照明技術が初めて採用されたことで、新型Q5の側面とリアの造形がより強調されています。

新型Q5にはquattroが標準装備されており、あらゆる状況下で優れたコントロール性を発揮し、卓越したドライビングダイナミクスと加速性能を発揮します。

もちろん安全技術もふんだんに盛り込まれており、AEB(歩行者検知機能を備えた自律型エマージェンシーブレーキ)、リアクロストラフィックアラート、出口警告システムは、Q5の全モデルに標準装備されています。

さらに新型Q5には、インターネットや交通インフラと車をつなぐAudi connectが採用されており、ナビではGoogle Earthの高解像度衛星画像、や車線ごとの交通予測情報が提供され、Amazon Alexaにもアクセスできます。

Car-to-xサービスでは、駐車場の位置情報や信号機情報を提供するなど、さまざまなサービスを提供しています。

アウディQ5の歴史

親会社であるフォルクスワーゲンのMLBプラットフォームを用いて、Q7に続くアウディの2番目のSUVとして開発された初代Q5は、日本向けにはガソリン車のみ2009年に発表されました。

2012年には新開発の2.0Lと3.0Lのエンジンとヘッドライト、フロントマスクをマイナーチェンジしました。翌年には、日本向けにハイブリッドモデルも発売されました。

2014年にはサッカー日本代表のサムライブルーモデルが限定で販売され話題をよびました。

そして2017年、日本向けに新プラットフォームを採用した2代目が投入され、アウディのシグネチャー4WD技術であるquattroが採用されました。

アウディQ5の燃費

MHEV(マイルドハイブリッドシステム) を搭載し低燃費を実現しています。

小型リチウムイオン電池を搭載した 12V 車の電気系統には、BSG (ベルトドライブスターター/ジェネレータ)は、制動エネルギーを回収してバッテリーに蓄えます。

MHEVシステムにより、新型Q5はエンジンを切った状態での走行が可能となり、22km/h以下の速度でのスタートストップモードが可能となりました。

アウディの独自の4WD技術であるquattroを搭載した事で、高速道路などではプロペラシャフトを切り離して4WDからFWDへの変更が可能となり、ドライバーに意識させる必要もなく自動的に燃費向上を実現します。

カタログ値よりやや劣るものの、ユーザーの平均的な感想では街乗りで9-12km/L、高速で13-14km/Lと評価されています。

アウディQ5のデザイン

エクステリア

アウディのデザイナーたちは、この新型Q5のオリジナルデザインを忠実に再現しつつ、独自のコンテンポラリーな外観を実現するために細心の注意を払っています。

全長4.68メートルに再設計された新型Q5は、全高と全幅に変更はありませんが全長が19ミリ長くなり、八角形のシングルフレームは、浅く広く進化し、サイドエアインテークも大きくなりました。

オプションの有機ELリアライトは、6セグメントずつ3つのタイルに分割されており、アウディのデザイナーが、1つのハードウェアアイテムから異なるライトデザインやシグネチャーを作成することを証明しました。

荷物で手がふさがっている際に便利な電動テールゲートは、リアバンパーの下で足を動かすだけでゲートの開閉を行う事が可能です。

インテリア

洗練されたインテリアは、レザーシートや現代的なアンビエント照明が、すっきりとしたラインを引き立て、ラグジュアリー感を演出しています。

広々としたキャビンは、座席とラゲッジスペースの両方にゆとりをもたらし、3ゾーンオートエアコンは、乗員にさらなる快適性を提供します。

スリムなカラーインフォテイメントスクリーンは、MMIナビゲーション、Audiスマートフォンインターフェース、Audi connectを鮮明に表示します。

スポーツバックに標準装備されているAudiバーチャルコックピットは、従来のダイヤルに代わる12.3インチのデジタル計器クラスター。ドライバー情報、ナビゲーションデータ、インフォテインメント機能は、鮮やかな高解像度で表示され、ボタンを押すだけでプログレッシブとクラシックの2種類のレイアウトが可能です。

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