ハイブリッドカーの代名詞!プリウスの歴史や燃費、デザイン性に迫る

calendar_today 2020/06/19  refresh 2020/12/22

トヨタ・プリウスは、日本が世界に誇るハイブリッドカーのフラッグシップモデルであり、発売開始以来、国内外において圧倒的な人気を誇っています。

世界で初めてハイブリッドカーの量産化を実現

ハイブリッドシステムに対する懐疑的な見方を持つ専門家も少なくなかった中で、ハイブリッドシステムが持つポテンシャルを世界に示したという点でエポックメイキングな存在ということができます。

加えて、ハイブリッドカーはコストの面から市販化は難しいと考えられていましたが、プリウスは世界で初めてハイブリッドカーの量産化を実現したモデルです。

ですから、プリウスの登場は自動車販売の歴史において1つの転換点であったということができるでしょう。

実際、プリウスの登場以来、世界中の自動車メーカーがこぞってハイブリッドカーの本格的な開発に取り組み、ユニークな特徴を持つさまざまなモデルを販売しています。

プリウスの歴史

プリウスが初めて市場関係者の前でお披露目されたのは1995年のモーターショーです。

この時点では、CVTを採用することや、エネルギー回生システムを搭載することで燃費の向上を目指すという点が強調されていました。

また、今では大半のモデルで標準装備となっている「アイドリングストップ機構」が搭載されることも大いに注目を集めた一方で、ハイブリッドシステムに関しては明確な言及がなされていませんでした。

初代(1997年~2003年)

プリウスが実際に発売されたのは1997年12月のことです。

ガソリンエンジンとマグネットモーターを併用することで、燃費の劇的な向上へと繋がりました。実際、「ガソリン車は1L当たりの走行距離10kmが標準的な燃費」とされていた時代にあって、初代モデルの燃費は28km/Lから30km/Lという驚異的な数値をたたき出しています。

もちろん、軽自動車を始めとするコンパクトカーの中には、燃費が20km/L近いモデルも販売されていました。

ただ、初代プリウスは5人乗り・4ドアのノッチバック型セダンです。このボディサイズを持つモデルでこれほどの低燃費を実現したことは、自動車業界に限らず全世界から注目を浴びることとなりました。

2代目(2003年~2012年)

フルモデルチェンジにより2代目のプリウスが発売されたのは2003年9月のことです。

5つのグレード設定が行われたこのモデルは、初代モデルと比べて車体が全体的にサイズアップした結果、3ナンバー規格へと変更になりました。

一方で、燃費に関しては引き続き改良が進められた結果、カタログ値では35km/Lを超えています。

3代目(2009年~2015年)

この2代目モデルと並行する形で、2011年より発売されたのが3代目プリウスです。

こちらも3ナンバー規格で、インテリアとエクステリアがより高級感のあるフォルムデザインとなりました。

4代目(2015年~現在)

現行の4代目プリウスが発表および発売されたのは2015年9月です。

ハイブリッドシステムそのものがより小型・軽量化されたことで、燃費が一層向上しました。幅広い層に訴求するため、毎年特別仕様車が発売されているのも特徴です。

また、電気式4WDモデルが発表され、雪道など路面状況が悪くてもより安定した走りを実現できるようになっています。

燃費

2018年にマイナーチェンジが行われた現行モデルには2WDと4WDの2系統があります。

JC08モードにおける2WDモデルの燃費は、最もシンプルなEグレードが39.0km/L、その他のモデルはいずれも37.2km/Lとなっています。

一方、4WDモデルの燃費は、すべてのグレード共通で34.0km/Lです。

デザイン

最新モデルのプリウスには快適な走行を実現するための装備が数多く搭載されています。

「TNGA」と名付けられた新たなコンセプトに基づき、骨格全体を調整して低重心にすることで、より安定した走りを提供しています。

また、剛性の高い素材を採用すると同時に、「レーザースクリューウェルディング」と呼ばれる溶接の新技術を導入することで、ボディーの耐久性も大幅にアップしました。

加えて、リアに搭載している「ダブルウィッシュボーン式」のサスペンションは、路面状況の変化に対応して快適なドライビングを維持できるようサポートしてくれます。

エクステリア・内装

エクステリアおよびインテリアのデザインにも、プリウスのユニークなこだわりが見られます。

2018年モデルは、より丸みを感じさせるフロントの中で切れ長のフロントライトが良いアクセントとなっています。また、サイドからリアのライトにかけて伸びるシャープなラインは洗練された印象を与えることでしょう。

インテリアは清潔感のあるデザインが特徴的です。各座席には「シートベンチレーションスイッチ」が搭載されており、冷房および暖房の効果が短時間で車内全体に広がるようになっています。運転席と助手席に搭載されている「快適温熱シート」は、冬の時期も快適なドライビングができるよう大いにサポートしてくれるでしょう。

加えて、後部座席のスペースが非常に広い点や、高性能のナビ・サウンドシステム、500Lを超える積載容量を持っていることも魅力的なポイントということができます。

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