コンパクトハイブリッド「アクア」の燃費は?デザインはどうなの?

calendar_today 2020/06/19  refresh 2020/12/22

ハイブリッドカーに関しては、「燃費が良い」という大きなメリットがある一方で、「車体が大きくて取り回しが大変」というネガティブな意見も少なくありませんでした。

実際、ハイブリッドシステムそのもののサイズが大きかったため、搭載したモデルの多くが3ナンバー規格となっていました。

そうした中で、コンパクト・ハイブリッドカーという新たな潮流を作りだしたのが、トヨタ・アクアです。

デザインのベースとなったプリウスと比較すると、車体そのものがかなりコンパクトであることが分かります。狭い道や街乗りでも使い勝手が非常に良く、しかも低燃費ということから、主婦層を中心として高い人気を獲得しているのです。

また、車好きの若者たちの中には、さまざまなデザインのエアロパーツを装着してドレスアップすることで、オリジナリティーのあるアクアを楽しんでいるというケースも見られています。

お財布に優しいだけでなく、楽しみ方も自由自在というのがアクアの持つ大きな魅力ということができるでしょう。

歴史

アクアの前身となる「プリウスC」がアメリカで発表されたのは2012年1月のことでした。ここでトヨタは、コンパクト・ハイブリッドカーを市場へ送り出す用意があることを世界に示したわけです。

そして、実際に「アクア」というモデルが発表されたのは同年11月に東京で開催されたモーターショーでした。そのわずか1か月後の2012年12月に、1.5Lサイズのコンパクト・ハイブリッドカーである「アクア」がハイブリッドカー市場へと送り出されたのです。

この時点で既に世界中の自動車メーカーがハイブリッドカーモデルを数多く発表しており、「コンパクト」というユニークなコンセプトを持つアクアが対抗していくことができるかどうか、専門家の間でも意見が分かれていました。

とはいえ、取り回しの良さに加え、本体価格169万円というリーズナブルな価格設定が「もっとハイブリッドカーが安かったら良いのに」という願いを持っていた消費者のニーズと見事に合致し、瞬く間に大ヒットモデルの1つとなりました。

2013年の5月と11月にはマイナーチェンジが行われ、ハイブリッド性能が向上しただけでなく、車内における静粛性も改善しました。2014年12月にはこれまでのセダンタイプとは趣の異なるSUVモデルのアクアが発表され、若い男性層を中心として再び人気が高まります。

2015年11月と2016年5月にはそれぞれ特別仕様車を発表します。存在感と野性味を感じさせるグリルが印象的な「X-URBAN」と、ラグジュアリー感漂う「S”Style Black”」という2つのモデルが登場したことで、「ファミリーカー」や「主婦向け」という印象が強かったアクアのイメージも大きく変化し、幅広い年齢層のカーフリークから注目を浴びることになりました。

2017年にはスポーティーなGRシリーズが登場し、純粋に爽快な走りを楽しみたいというユーザーのニーズに応えられることも証明しています。このように、発売からわずか10年足らずであるにも関わらず、消費者のニーズに合わせて多角的かつ驚異的な進歩を遂げているのが、トヨタのコンパクト・ハイブリッドカー「アクア」なのです。

燃費

2019年7月にマイナーチェンジが行われた現行モデルの燃費は、JC08モードにおいて34.4km/Lから38.0km/Lとなっています。

ただし、GRシリーズの17インチパッケージモデルに関しては、公式サイトでも燃費が公開されていません。

デザイン・内装

アクアは基本的にボンネットがやや広めながらフロントグリルが小さく、重心も低く設計されているので安定感を感じさせる外観となっています。

ただし、モデルによってエクステリアの印象が全く異なるという興味深い特徴もあります。基本となるSモデルやGモデルはコンパクトで可愛らしさを感じさせる一方、CrossoverはどことなくSUVの力強さを感じさせます。また、GRモデルから漂う雰囲気はレーシングカーそのものです。

ですから、カーオーナーは自分の求めるスタイルに合わせてモデルを選ぶことができるわけです。現行モデルのカラーバリエーションは18種類あるので、じっくりと比較して納得できる1色を選ぶと良いでしょう。

インテリアはブラックを基調として落ち着いた雰囲気になっています。ハイグレードモデルでは、レザーシートが導入されており、高級感が漂います。

人体構造を計算して設計された各シートの座り心地は非常に良いので、長時間運転していても疲れを感じにくいことでしょう。

メーターはセンターに配置されており、その他のスイッチもハンドル周りにまとめられているので、ドライバーからすると非常に視界が広く感じることでしょう。ただし、ミッションレバーはハンドル横やフロントのパネルではなく、フロアに装着されているということを覚えておきましょう。

コンパクト・ファミリーカーとして、収納容量が305Lあるというのも嬉しいポイントです。

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