カーリースとは?仕組みから徹底解説

calendar_today 2020/06/17  refresh 2021/02/22

カーリースとは?仕組みから徹底解説

もともと法人で利用されることの多かったカーリース、最近では個人での利用も増えてきているようです。

毎月一定の支払いで車を利用できるカーリースは、「購入するにはまとまった資金がない」「レンタカーやカーシェアより自由に使いたい」というニーズを満たしやすいのでしょう。

とはいえ、リース契約って個人には馴染みのないもの。実際に、他のサービスと同様にカーリースにもメリットとデメリットは存在します。

車の購入やマイカーローン、レンタルカー、カーシェアと並べてカーリースも検討の選択肢に入れるために、まずはカーリースの仕組みを知ることが大切です。

カーリースとは

カーリースは、車両価格とその車を維持するにあたって必要となる費用を合計し、使用する月数で割った金額を、リース料金として毎月支払いしながら車に乗るというサービスです。

カーリースは車両販売店から車を購入して「所有」するのではなく、定められた期間その車を「使用」する権利を得る契約です。

従来は、業務で車両を使用する法人の利用が主流でした。社用車の台数が多い法人ほど、カーリースを利用することによって煩雑になりがちな車両管理や車両維持費の計算がシンプルになり、業務効率が上がるというメリットがあるためです。

最近では車両販売店やガソリンスタンドで個人向けカーリースを宣伝するのぼりなどを目にしたことがある人も多いでしょう。

近年、購入でもレンタカーでもないカーリースで好きな車に乗るというスタイルが注目されています。

カーリースの仕組み

カーリースを利用する場合、車両の所有者はリース会社です。そして、使用者がサービス利用者です。

自動車検査証(車検証)を見てみると、車両のナンバーや年式、車台番号などの車両上のほかに「所有者」欄と「使用者」欄があります。

リース車両の場合、この所有者欄にはリース会社の名称と住所が記載されることになります。そして使用者欄にリース利用者の名前と住所が記載されます。

このように車両の所有権はリース会社にあるものの、使用権は利用者にあるので、利用者は自分の車のように乗ることができます。

利用者の立場からすると、自分の乗りたい新車をリース会社が購入して、毎月定額のリース料を定められた期間払い続けることによって、リース車両を貸してもらえるという仕組みになっています。

利用者にとってその車が自分の所有物とはならないものの、この仕組みには大きなメリットとなります。

購入費用以外にかかる諸経費もリース料に含まれる

現金やローンで車を購入する場合、購入後に発生する様々な車両維持費を計算して管理しなくてはいけません。

しかしながら、カーリースは維持費を含めた料金を月々払う仕組みのため、そういった手間を省くことができ、急な出費に悩まされるといったリスクを減らすことができるのです。

車を所有すると発生する主な維持費に、毎年の自動車税や車検などの法定費用があります。車をローンで購入した場合、毎月のローン代に加えて一定期間ごとに必要となるそうした費用をその都度払わなくてはいけません。

一方、カーリースではそういった費用の多くが毎月のリース料に含まれているので、維持費の計算に悩まされることも減り、安心して乗ることができるのです。

税金や車検といった維持費に加えて、オイル交換などの日ごろのメンテナンス費用もリース代に含まれているプランを用意しているリース会社もあります。

契約期間満了後に複数の選択肢がある

カーリースを利用する期間については、3年、5年、7年と新車時からから車検が来るタイミングになっていることが一般的です。

期間が数年からと長期間であることがレンタカーとの大きな違いでもあります。くわえて、リース契約期間が長いほど毎月支払うリース料は安くなるのが一般的です。

リース期間が終了する際の車両の扱いは、リース会社や契約によって異なります。

  • 期間満了を持って解約し、車両を返却する
  • 再度リース契約を結び、同じ車両に乗り続ける
  • 車を買い取る
  • 新しい車でリース契約をする

これら契約満了後の選択肢は、最初の契約時に決めておくことも可能ですし、期間満了時の状況に応じて検討することも可能です。ただ、リース会社によって選択肢や条件は異なる可能性があります。

カーリースを提供している会社は多くあるので、それぞれのサービス内容を比較してみるのも良いでしょう。

残価設定とは

残価設定とは、将来リース契約期間が満了したときの車両下取り価格をあらかじめ契約時に決めその金額を車両価格から差し引いた上でリース契約を結ぶサービスです。

このサービスを利用することによって、より安くお気に入りの新車に乗ることが可能になります。

例えば、400万円の車を5年でリース契約で乗りたい場合、5年後の残価を150万円に設定すると差し引き250万円になります。すると、リース契約に含まれる車両価格は400万円でなく250万円となり、実質150万円引きの金額で新車に乗ることができるという仕組みです。

契約期間が満了したら、車を返却して契約を終了したり、残価で買い取ることやリース期間を延長できたりと様々な選択肢があります。

リース会社により提供条件や選択肢は異なりますので事前に確認して比較することお勧めします。

ちなみに、自動車ローンにも残価設定をしてローン金額を少なくする残価設定ローンがあります。

まとめ

カーリースとは、お気に入りの新車に毎月一定額の支払いで乗れる仕組みです。

月々のリース料金には、車両価格に加え維持費も含まれているので安心して車に乗ることができます。

リース契約が満了したら返却、買取、再リースなど選択肢が豊富です。契約時に残価設定をすれば、実質大きな値引き価格で新車に乗れます。

カーリースは、ローンのような頭金が基本的に不要で、月々のトータル維持費の計算もしやすく利用者が急上昇している新しい車の乗り方です。

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