カーリースを利用する3つのメリット

calendar_today 2020/07/29  refresh 2021/02/22

カーリースを利用する3つのメリット

カーリースは車の購入資金が足りない人や、どうしても新車に乗りたいという人にオススメなサービスです。

また、維持費などのコスト面を考慮し、カーリースを選択肢に入れる人も増えてきています。

契約内容も年単位の長期のものがメインでしたが、ニーズの広がりを見せるにつれ、短期契約のサービスも展開されるようになっています。

そんなカーリースですが、ユーザーにとってはどのような点にメリットがあるのでしょうか。

月々の支払額はカーローンよりも安くなる

カーリースの大きなメリットは、新車に初期費用を抑えて乗れるという点。車は高価な買い物で、購入するとなると、ローンを組む場合があります。

しかし、カーリースの場合は、ローンを組む際に必要となる頭金が必要ありません。購入の際に必要となる税金や諸費用などもリース代の中に含まれているのです。

カーリースと自動車ローンは、住宅におきかえることでイメージしやすいかもしれません。カーリースはいわば、賃貸住宅と言ってもいいでしょう。そして自動車ローンはマイホームの建築で組む住宅ローンに似ています。

住宅ローンでマイホームを建てる場合は、固定資産税や修繕費用などが発生します。支払いにおいても、ある月にまとまってローンを払うこともできるでしょう。つまりお金の管理と家の管理を、自分自身で行うことができる方法と言えます。

一方で賃貸住宅は、決まった家賃や公益費などを月々支払う仕組みになっています。そのため修繕費や固定資産税などの、管理費用について考える必要はありません。

これらの関係からもわかるように、カーリースの維持や管理に関する料金は、全て月額料金の中に含まれており、維持費を含めるとカーローンよりも安く抑えることができるのです。

ちなみに契約期間が満了になったときも、処分の決定権を決めるのはリース会社です。購入した場合に考えなければならない廃車や中古車として売る手続きが必要ないのも、メリットといえるでしょう。

自動車税や自賠責保険料など維持費もリース料に含まれている

カーリースの月額料金の中には、自動車税や自賠責保険料など車の所持に必要な経費も含まれています

車を持つと車検を受ける必要がありますし、オイル交換なども定期的に行わなければならないため、予想以上の維持費が発生します。

その点カーリースでは、このようなメンテナンス料金も、月額料金にまとめられるプランがあります。料金プランを上手く設定することによって、新車購入や維持にかかるプランを抑えることができるのです。

そして定額制なので、突然の出費や維持費等をシミュレーションする必要がありません。月々の費用がわかりやすいため、月々の家計を運営する上でもメリットとなります

車だけではなく様々なことにお金をかけたいという場合は、カーシェアを利用する方が経済的かもしれません。

ただし、走行で発生するガソリン代は使用者の負担となるので注意が必要です。

事故や車が故障してしまった場合は、必要な修理費用などをリース会社が持ってくれますが、利用者の不注意による事故や、車が修復不可能となってしまった場合は、強制解約になってしまう場合があります。

この場合は、契約期間満了までの残金を一括で請求されることになるので、日頃から車の取り扱いや安全運転を心がけましょう。

車種やグレードを自由に選ぶことができる

新車を購入する場合と同様に、カーリースでも好きな車種やグレード、ボディーカラーなどを自分で選ぶことができます

国産メーカーの車はほとんど網羅していると言っていいでしょう。車の色や形などにこだわりたい人にも利用しやすくなっています。

またカーナビなどのオプションの付加や、特別仕様車になっている車も選択することができます。そのため、自分好みの車にカスタマイズした上で、リースすることができるのです。

ほかにも、ナンバープレートは、レンタカーで目にする「わナンバー」ではありません。希望ナンバーや特別仕様のナンバーの取得も可能です。

ただしリース契約後、自分で追加オプションをカスタマイズしたい場合は、リース会社と相談が必要です。

契約期間の満了で返却する時には、車の原状回復が条件となります。そのため返却時には、自分でオプションとして取り付けたものは取り外さなくてはならないので注意しましょう。

ちなみにカーリースで利用できる車は、基本的に新車です。これはリース契約をする際に、利用者が選んだ車をリース会社が購入するからです。購入した車をリース会社は自分の車として、利用者に貸し出すという仕組みがカーリースでは取られています。

またカーリースは、自動車メーカーのディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド系列の企業などが展開しています。ディーラーの場合、自社生産の車種を扱うことがほとんどですが、それ以外のところではメーカーを問わずリースすることができます。メーカーのこだわりの有無で、リース会社を決めるのも方法の一つかもしれません。

まとめ

経済面や、細かなニーズに答えてくれるカーリースは、今後さらにサービスの拡大を見せることでしょう。

マイカーを購入する準備段階として、カーリースを利用する人も出てくるかもしれません。

様々なメリットとその詳細を踏まえて、自分に合ったカーリースプランを検討しましょう。

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