短期カーリースは個人でも利用価値が高い?メリットやデメリットを考えてみた

calendar_today 2020/06/10  refresh 2021/02/22

短期カーリースは個人でも利用価値が高い?メリットやデメリットを考えてみた

短期カーリースというのは、レンタカーのように車を一定期間借りるサービスのことです。

一般的にカーリースというと数年に渡る契約を思い浮かべますが、最近は短期カーリースと呼ばれる方法に人気が集まっています。

法人だけでなく個人でも利用価値が高く、レンタカーよりもコストが安く済むからです。

短期カーリースに関する情報をまとめてみました。

カーリースの利用は1ヶ月からできるものも

短期カーリースの期間は1ヶ月程度からスタートできるものが一般的です。

それよりも短い期間となるとレンタカーを利用したり、カーシェアリングを利用したりすることになります。

車を購入するほどの必要性はないものの、一定期間車を使用する必要がある場合、1ヶ月から利用できる短期カーリースは利用価値が高いです。

レンタカーの利用は車の確保が難しい

例えば、ウィークリーマンションを借りて営業を行っている営業マンがいるとします。週末は自宅に帰るわけですが、1ヶ月のうち大半は担当エリアで過ごします。

このような場合、レンタカーを毎回借りて営業活動をするよりも、短期カーリースを利用したほうが仕事の効率は上がります。

その理由として、レンタカーの場合、長期で借りられる車の在庫がない場合もあるため、臨機応変に利用できないこともあるからです。

短期カーリースの場合、一定期間車をリースするシステムが既に構築されています。数ヶ月利用する場合も同様で、顧客のニーズに合わせて車をリースできるようになっています。

カーリースの場合、レンタカーと同じように自動車保険はすべて付帯されていますし、点検整備はリース会社持ちですから、安心して車を利用することが可能です。

カーシェアリングは1日単位の利用には向いていない

カーシェアリングを利用すればよいのではという声もあります。ただカーシェアリングサービスは全国で展開されてはいません。

2020年の段階でカーシェアリングサービスが実施されているのは、都心部など限られた地域です。地方都市によってはカーシェアリングそのものが無いところも多いです。

カーシェアリングサービスは短時間利用であればコストは安く抑えられますが、1日借り切った場合はレンタカーとほぼ同じかそれ以上の費用がかかってしまうことも珍しくありません。

つまりコスト面で考えると、カーシェアリングは長期利用には向いていないということになります。

短期カーリースのメリット

短期カーリースにはいくつものメリットがあります。具体的に見てみると利用する際に参考になるはずです。

1. レンタカーに比べると割安なコスト

短期カーリースのメリットはコストが割安なことです。

レンタカーの場合、12時間借りた小型車でも6,000円程度の費用がかかってしまいます。これが1ヶ月となると10万円を超える出費になります。

ところが短期カーリースは1ヶ月のリース料が安くて1万円程度、高くても10万円に届かないのでコストダウンを図りたい場合には最適です。

2. メンテナンスなどの手間がかからない

短期カーリースはリース会社がメンテナンスなどの作業をすべて行います。税金の支払いも一切発生しません。

リース料金の中にすべて含まれているので、面倒な手続きはすべてリース会社が行ってくれます

実際にカーリースを利用したことがある人ならおわかりだと思いますが、自分で車を所有するよりも遥かに楽に維持することが可能です。

自動車保険もすべてリース料金の中に含まれるので、自分で別途契約する必要がありませんし、必要に合わせて補償内容を変えることも可能です。

3. 一般のナンバープレート

レンタカーを利用する場合、ナンバープレートは「わ」の番号が一般的です。この場合、すぐにレンタカーということがわかってしまいます。

短期カーリースはリース会社が所有する自動車を利用するため、ナンバープレートは一般のものが交付されています。

気になる人にとっては安心できるポイントになるでしょう。

短期カーリースのデメリット

短期カーリースにもデメリットはあります。

1. 数日、数週間では利用できない

カーリースは、契約期間は短期の場合でも1ヶ月もしくは2ヶ月以上であるということです。

数日、1週間などの期間で利用したい場合は、そもそも短期カーリースは利用できません。その場合はレンタカーを利用することになります。

2. 車庫証明手続きが必要になる

別のデメリットとして、リース会社によって車庫証明手続きが必要になる場合があることが挙げられます。

車庫証明を取得するために車庫(駐車場)を確保しなければいけないので、その分だけ時間と手間がかかります。

また期間中に中途解約をした場合、日割り計算は適用にならないので、その分のコストを考慮して契約を検討することをおすすめします。

まとめ

短期カーリースは、ビジネスマンにとって利用メリットが高いサービスです。

個人で利用する場合も、1ヶ月もしくは数ヶ月の特定の期間で利用する場合も利用価値が高いサービスになります。

メリットとデメリットをしっかり把握して、短期カーリースを利用するかどうかを決めると良いでしょう。

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