スイフトの車種情報。燃費やデザイン・乗り心地

calendar_today 2020/08/08  refresh 2020/08/20

スイフトはスズキから2000年に発売されたコンパクトハッチバック。使いやすさを重視している車で、生活の足としてファミリーカーとして購入を検討している人も多いでしょう。

コンパクトカーですから、小回りもきき狭い道幅の道路でもスイスイです。車両の重量は1トンを切っているので、スムーズな走行が期待できます。

コンパクトカーといわれると実用性が高い半面、デザインはあまり……という車種も少なくないですが、スイフトはシンプルなデザインでありながら、スポーティな走りも堪能できます。ドライブ性も重視したい人にもおすすめの車です。

スイフトの特徴

2020年現在、スイフトは4代目モデルが販売されています。スイフトの特徴として、3種類のモデルをラインナップしているところに注目です。

その3種類とはガソリン車とマイルドハイブリッド車、ハイブリッド車。本体価格を少しでも安くしたければ、ガソリン車がおすすめです。134〜174万円と新車価格ではリーズナブルです。

マイルドハイブリッド車とは、一部をハイブリッドにしたモデルのこと。発進と加速する短時間のみ、電気モーターを使用するスタイルです。

ハイブリッドカーと比較すると燃費は若干劣りますが、価格は安いです。それでも燃費はリッターあたり25.4〜27.4kmですから、ガソリン代の節約効果は十分期待できます。

ハイブリッド車は燃費の良さがとにかく特徴です。カタログ値で見るとリッターあたり32.0kmです。ここまでの燃費を出す車はスズキ以外のメーカーで見てもなかなかありません。

本体価格の安さを追求するか、ガソリン代の節約が主か、人によってマッチするモデルを選べるのはスイフトの特徴といえるでしょう。

歴史

初代

日本では2000年から発売されたスイフトですが、海外ではもっと早く市場に投入されました。北米や欧州では1995年から初代スイフトが発売されています。

ちなみに2000年に日本で発売されたスイフトですが、当時異なる名称が用いられました。イグニスという名称で当初は販売されています。

2代目・3代目

2004年にフルモデルチェンジが行われたのですが、ここで世界共通でスイフトという名称が用いられました。

自動車の基本の走る・曲がる・止まるをしっかりと押さえた車種として、日本国内外から高く評価されました。

2010年にフルモデルチェンジされた3代目モデルも、2代目の基本コンセプトをしっかり押さえています。

4代目

2016年からは4代目モデルが登場。ガソリンモデルだけだったのが、マイルドハイブリッドやハイブリッドモデルもラインナップに加えられました。

またモータースポーツの世界でもスイフトは高い知名度を誇ります。

3代目モデルまでは、JWRCというラリー選手権にエントリーしており、4代目モデルも全日本ラリー選手権に参戦しています。

スイフトの燃費

スイフトの燃費はモデルによって異なります。JC08モードで見ると、ガソリン車は20.0〜24.0km、マイルドハイブリッドは25.4〜27.4km、ハイブリッドは32.0kmです。

しかしこれはあくまでもカタログ値で、実燃費は若干異なります。実燃費の情報はインターネット上でもすでに紹介されています。

スイフトのガソリン車の場合、大体15〜20km弱が相場のようです。マイルドハイブリッド車になると16〜17km程度が平均的な燃費です。ハイブリッド車の実燃費は20kmちょっとといったところが相場になってくるでしょう。

これだけの燃費が出ていれば、燃費重視で車を購入した方でもきっと満足できるはずです。

スイフトのデザイン

エクステリア

スイフトのエクステリアは特徴的なデザインをしています。このため、一目見ればスイフトとすぐにわかるようなフォルムです。

特に縦基調のランプやピラーのブラックでシックな仕上がり、ホイールベースは長く低重心でどっしりとした安定感などはほかの車には見られない個性です。

さらにフェンダーにはボリュームを出していますし、フロントグリルには大口径のものがあしらわれていまるので、力強い印象を見る者に与えます。

街中で走行していると、存在感はかなりあります。フロントからリアに至るまで一体感があり、どこから見てもスイフトといった感じです。

インテリア

スイフトの内装は一言で言ってしまうとスポーティなスタイル。インパネ周りからシートに至るまで、ブラックですべて統一されています。シックでスタイリッシュな印象で、締まった仕上がりです。

ステアリングチルトやシートリフターはすべてのグレードで標準装備されています。加えてステアリングホイールはDのような形状をしていて、レーシングカーのようなたたずまいです。

コンパクトカーということで、車内スペースが窮屈ではないかと思う人もいるでしょう。

最新モデルは後部座席や荷室のスペースを広くしています。後部座席は大人3人で座っても、それほど圧迫感はありません。

link スズキの他の車種

link ハッチバック・コンパクトカーの他の車種