ゴージャスなコンパクトSUV「レクサス NX」の魅力とは?燃費・デザイン・乗り心地をチェック!

calendar_today 2020/09/08

コンパクトクロスオーバーSUVとしてリリースされたレクサスのNXは、ハイセンスで優雅な走行が魅力のシティ派ビークルとして人気があります。

もちろんオフロードもラクラクこなす、タフな足回りと優れた走破性はトヨタ・ランクルの技術が随所に活かされているからに他なりません。

プレミアムSUVらしい力強い走りと、質の高い居住性を兼ね備えたスポ―ティーなクロスオーバーSUVに仕上がっています。

レクサスNXの特徴

レクサスNXの人気はすさまじくて、デビュー1ヶ月間で1万台近くの受注を受けた実績があります。

もともと月間目標を700台ぐらいに予定していたために、当初は納品まで1年近く待たされたというのですから驚きでしょう。

なお、2017年のマイナーチェンジでも大量の予約が殺到したことは言うまでもありません。

レクサスNXの魅力は、スピンドルグリルと切れ長のLEDコンビネーションヘッドライトによる精悍なフェイス、近未来カーをイメージさせる先鋭的な多面構造のボディシルエット、オーバーフェンダーと極太タイヤが彷彿とさせる力強い走り。

オフローダーとしてもタウンユーズのシーンでも、どこまでもカッコよく迫力ある走りを発揮するSUVです。

それでいて室内インテリアは贅を尽くしたラグジュアリー空間ですから、高級志向のアウトドア派にはたまらないSUVということです。

また、トヨタの最先端セイフティドライブシステム・先進予防安全装備のアシストで、ドライバーの技術に左右されない安定した走行が楽しめますし、国内の渋滞域でも安心して走れるのも特徴的でしょう。

歴史

レクサスNXがデビューしたのは2014年7月ハリアーをベースにアレンジした腰高のプラットフォームに新開発の直列4気筒2.0Lのツインターボエンジン車と2.5Lエンジン+高トルクモーターのハイブリッド車をリリースしました。

この2LツインターボはレクサスのSUV初の試みで、本来の太いトルクを損なわずに、同時に高速走行での伸びを加速させています。

2016年11月には特別仕様車・Urban Styleが追加されています。シティ派のニーズに応えたバージョンで、I packageベースにスピンドルグリルを中心に漆黒のインパクトでカッコよく決めています。

そして2017年9月の初のマイナーチェンジを経て、フロントマスクやリアのコンビネーションライトのデザインが変更されました。また、サイドミラーに内蔵されたLEDシーケンシャルターンシグナルランプでオシャレな走りを実現してもいます。

全長は10mm程ワイドになり、パワーバックドアを装着してドアシーンの使い勝手が向上しています。

ナビディスプレイも10.3インチの大画面で、リモートタッチのラクラク操作になっています。
なお、マイナーチェンジで2.0L車をNX200tからNX300に改名したこともポイントです。

レクサスNXの燃費

現行のNX300とNX300hの燃費効率を確認しますと、どちらもなかなかの優等生だと言えます。

  • NX300(200t):JC08モードで12.4km/L
  • NX300h(ハイブリット):JC08モードで21.0km/L

NX300はFF/フルタイム4WD仕様車で車重が1,710㎏と燃費効率にはマイナスポイントが高いにも関わらず、カタログ値で12km/Lオーバーは立派です。

なお、市街地での実燃費でも10km/Lをクリアしているあたり、シティ派ドライバーにはうれしい話でしょう。

また車重が1,890kgもある300hは堂々の20km/Lを超えています。

エレガントでパワフル走行が売りのレクサスNXではありますが、低燃費カーとしての魅力もあるわけです。

デザイン

エクステリア

レクサスNXの外観は、とにかくド迫力で戦闘的なカッコよさが前面にあふれています。

フロントマスクのデザインは誰にも似ていない個性がありますし、多面構造で特殊塗装が施された躍動的なボディは、野生動物のしなやかな走りをイメージさせます。

また、フロント・リアに装着されたアンダーカバーも存在感があります。オフロードからメカを守るしっかりした盾を備えているので、悪路も思い切りよく攻めていけるのです。

大都会のビル街でグラスウォールに映る姿もしびれますし、ガレキ場の斜面を力強く登っていくシーンもたくましい、そんなカッコイイ凛々しさがあります。

インテリア

レクサスNXは走りの猛々しさばかりを追求してはいません。VIPなラグジュアリー空間でくつろぐ心地よさも提供されています。

体を確実にホールドするシート設計と本革張りの高級な室内装飾、ワイドな窓は室内にたっぷりの光を集め、開放的な気分にしてくれます。

4エリア独立の空調・アメニティ装備も豪華ですし、ネット環境も完備で移動中はリビングそのものの居住性が得られます。

それから、コックピット操縦席の臨場感を高めてくれます。インパネはアナログクロック装備、バケットシートのフィット感もハンパではなく、悪路を乗り切るためのホールド性が抜群です。

後席のセンターアームも贅沢です。座面もワイドですので長時間ドライブも苦になりません。

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