ファミリーカーという概念を覆す、アウディが誇る新世代プレミアムコンパクトカーとしての位置づけである新型A1スポーツバックは、横から見るとアウディの象徴的な存在であるウル・クワトロやスポーツ・クワトロにも似ています。
その都会的でスポーティな外観のイメージをそのままに、新たに追加投入されたA1スポーツバック 25 TFSIが搭載する1.0L TFSIと、A1スポーツバック 35 TFSIが搭載する1.5L TFSIの2種類のエンジンがもたらすパワーと最先端のドライバーアシスタンス機能が、カーブを曲がる楽しさや、直線での加速の楽しさという安全かつスポーティな走りをドライバーに約束します。
革新的プレミアムコンパクト、アウディA1
新型アウディA1スポーツバックの車軸のデザインは、フロントサスペンションにはマクファーソン構造を、リアにはコンパクトかつ軽量なトーションビーム車軸を採用しており、俊敏なハンドリングによって得られる落ち着きのある運転体験を実現。
搭載されているドライバー支援システムには、より大きなクラスのアウディモデルが享受している技術も含まれており、アクティブクルーズコントロールは先行者との車間距離を適切に保ち、ドライバーの車線維持や駐車の支援までサポートします。
時速65kmからの車線維持支援や、前方の危険認識支援などの機能が最優先であるドライバーの安全に寄与するでしょう。
さらに新型A1スポーツバックはデジタルの未来にもフィットしています。高解像10.25インチディスプレイとハンドルに備わった多機能なデジタル情報機器が標準装備されています。スマートフォンインターフェースはApple CarPlayとAndroid Autoとの常に快適な接続を実現します。
アウディA1の歴史
親会社であるフォルクスワーゲンの小型乗用車ポロと共通のプラットフォームを使用し、アウディの車種の中でもコンパクトなファミリーカーというエントリーモデルとして、初代A1スポーツバックは日本では2011年に初代の販売を開始しました。
高額のためにそれまではターゲットになっていなかった若い層の顧客にも受け入れられるように工夫がなされたモデルでした。
飛行機を模したデザインのインテリアは、さらにシートカバーや各種部品のカラーリングをオーナーが選択できるよう柔軟な設計になっていました。
同年11月の東京モーターショーにおいて、サッカー日本代表仕様がお披露目され、内外観それぞれにサムライブルーの意匠が入った111台の限定モデルも話題に。
2019年には2代目が日本でも販売開始となりました。3ドアモデルは廃止され5ドアのみの販売で、当初は1.5Lの35シリーズのみでしたが、2020年より1.0Lの25シリーズが追加されました。
アウディA1の燃費
街中を走り回るときも、オープンロードを走るときも、そのパワフルなエンジンは、新型Audi A1 Sportbackのドライビングをとても楽しくしてくれます。
効率的なターボチャージャー付き直噴ガソリンエンジンは、85kWから147kWの範囲で選択が可能。
反面、アウディのファミリーカーとしての位置づけとして燃費の良さも保証しています。
カタログ値で市街地で11.7km/L、郊外で15.8km/L 、高速道路で18.1km/Lの燃費ですが、オーナーのレビューを参照してもほぼ数値通りなのは特筆に値します。
アウディA1のデザイン
エクステリア
新型A1スポーツバックには、新しいデザインを印象的に示す約10色のカラーが用意されています。
対照的なルーフパックは、オプションでAピラーからルーフエッジスポイラーまでを対照的なブラックで仕上げ、エクステリアミラーハウジングにも同様の美学を適用。よりカスタム感のある外観を実現しています。
ワイドなフロントエンドと大型のエアインレットにより、張りのあるスポーティなルックスに仕上げ、LEDライトのデイタイムランニングライトのグラフィックは、水中翼と呼ばれるヨットのダイナミックな翼の形をイメージしています。
メインライトのシャッターのデザインもヨットからインスピレーションを得ており、側面のウィングセグメントは、最大の幅を感じさせます。
ヘッドライト上部の小さなひし形のセグメントと組み合わせて、低い位置に設定された外観は、スポーティな印象を作り上げています。
インテリア
新型A1スポーツバックは、より広々とした室内空間を実現し、乗員全員の快適性を向上させました。
コンパクトなエクステリアサイズとスポーティなルーフラインにもかかわらず、後席の大人の頭と足元のスペースは先代モデルよりも広く、ラゲッジキャパシティも追加されています。
豊富な機能を備えたバーチャルコクピットは、アニメーション化されたナビゲーションマップや一部のドライバー支援システムのグラフィックをドライバーの視界に表示するなど、包括的で多様な情報を提供します。
デジタルオーディオ放送チューナーや、アウディサウンドシステム、Bang & Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステムなど音楽や音響に興味があれば、さまざまな機器ラインアップから選択可能です。