これまではファミリーカー中心だったけど、家族でキャンプが楽しめるキャンプ向けの車がほしい、そう考える人が増えています。
オートキャンプ場があちこちに整備されていますし、道の駅も次々とオープンしているので車でのキャンプが身近になりました。
キャンプ向けの車選びはポイントを抑えるところからスタートするのがいいでしょう。おすすめの車を参考にしながら、ライフスタイルに合った車を選ぶようにします。
車選びで失敗しないためにも情報を集めることはとても大切です。
キャンプに適した車選びのポイント
キャンプ向けの車選びで確認しておきたいポイントはいくつかありますが、主には2つ。ラゲッジスペースと駆動方式です。
これらのポイントを踏まえて車選びをすることで、キャンプをもっと楽しめます。
ラゲッジスペース
最初に考えておきたいのがラゲッジスペースです。
トランク容量が大容量ならたくさんの荷物が積めるので、キャンプもより快適に楽しめます。家族でキャンプを楽しむのであれば、かなり大きなラゲッジスペースが必要になるかもしれません。
キャンプではテントだけでなく寝袋やテーブル、アウトドア用のチェアなど快適に過ごすためのアイテムが必要です。その他にも食料に加えてクーラーボックスや食器、調理器具などこだわりのものを用意することも必要。
あれこれ考えていると相当の荷物になってしまいますが、ラゲッジスペースが広ければ心配する必要はまずありません。
キャンプを楽しむ人数によって必要なラゲッジスペースは変わりますが、4人家族であれば、ステーションワゴンやSUVなどある程度のラゲッジスペースが必要になります。
N-BOXなどの小型ワゴンでもキャンプは楽しめますが、4人家族でキャンプをする場合、ラゲッジスペースが足りなくなってしまいます。人数的には3人がMAXと考えたほうが良いかもしれません。
駆動方式
もう一つの選ぶポイントは駆動方式です。エンジンの動力をタイヤに伝える駆動方式はいくつかありますが、前輪駆動方式のことをFF、後輪駆動方式をFRと呼ぶのに対して、4輪駆動方式を4WDもしくはAWDと呼びます。
キャンプ向きの車はやはり4WDがおすすめ。
キャンプ地までの道のりは平坦ではない場合が多いです。砂利道やぬかるみがある場合も珍しくないので、駆動方式によってはスタックしてしまい走行できなくなる可能性があります。
その点、4WDならスタックする可能性が低く悪路でも快適に走行できるというメリットがあります。
キャンプにおすすめの車
トヨタ ランドクルーザー
キャンプでおすすめの車の代表格といえばやはりクロスカントリー4WDです。中でもトヨタのランドクルーザーは群を抜いています。
中東やアフリカなど道路が未整備の場所でも難なく走行できる悪路走行性はひときわ優れているので、海外でも根強い人気があります。
ランドクルーザーなら8人乗りタイプがありますし、5人が乗った場合でもラゲッジスペースは十分。キャンプに必要な荷物を全部のせても十分のスペースが確保されています。
ランドクルーザーにはプラドなどの派生系がありますが、どれも走行性能が高いので、キャンプに向いているおすすめの車です。
ランドクルーザーは販売価格がやや高めなのがデメリット。販売価格も500万円台〜とある程度余裕がある人にはぜひおすすめしたい一台です。
スバル レガシー
クロカン4WDもいいけれど、ステーションワゴンが好き、そんな人におすすめしたいのがスバルのレガシィです。
レガシィにはアウトバックというタイプがあります、ステーションワゴンではトップクラスの完成度です。悪路走行性に加えてスバルが得意とするボクサーエンジンの搭載で高速走行も快適です。
ラゲッジスペースも十分確保されているので、キャンプに必要なアイテムも余裕で積み込めます。ファミリーでキャンプを楽しみたいという人にも向いているスバルレガシィアウトバック、安全性能も向上しているので普段のドライブも快適です。
ホンダ ステップワゴン
ボックスタイプの車がほしい、そのような人におすすめなのがホンダステップワゴンです。
ここ最近のホンダのトレンドはダウンサイジングターボエンジン。少ない排気量ながら優れたパワーバランスのエンジンを採用することで、高速走行だけでなく山道などのドライブも快適になりました。
ステップワゴンの魅了は広い室内。車中泊も可能ですので、キャンプ用品を載せてキャンプ場では車内で睡眠というアレンジもできます。ちなみに4WDの設定ももちろんあるので、悪路走破性も格段に良くなっています。
前述の2台よりも値段設定がお手頃なので、ファミリー向けと言ってもいいかもしれません。
まとめ
キャンプを快適に楽しむためのおすすめの車選びのポイントは走行性能。
4輪駆動形式を選ぶことで、悪路でも快適にドライブできますし、キャンプ場を目前にして車がスタックしレッカーを呼ぶ羽目になってしまったといったトラブルも回避できます。
広いラゲッジの車をチョイスすることで、キャンプをもっと快適にゴージャスなものにすることもできます。