ステラの車種情報。燃費やデザイン・乗り心地

calendar_today 2020/08/06  refresh 2020/08/20

小回りが利き、メンテナンスコストがあまりかからないということで、軽自動車が人気です。各メーカーでいろいろな軽自動車を販売しています。

その中でもスバルで人気の軽自動車になっているのが、ステラです。軽トールワゴンということで高さがあるので、車内空間も決して狭くなく、快適に運転できると人気です。

ステラの特徴

ステラの特徴として、幅広い層に受け入れられている点が挙げられます。

モデルを数パターン用意していて、老若男女誰もが満足できるラインナップです。標準モデルのほかに、スポーティで都会的なスタイリッシュさを持ち合わせたカスタム、上質にドレスアップされたリベスタの3パターンです。

2005年に、スバルはトヨタと資本提携しました。その関係もあって、2011年から発売された2代目モデルからは、トヨタの傘下であるダイハツからOEM供給を受けています。ベースの部分は、ダイハツから販売されているムーヴと同じです。

ステラは、安全性能を重視しているところも大きな特徴の一つです。

軽量高剛性ボディを導入することで、安心して運転できます。また、スマートアシストⅡを採用しています。カメラやレーダー、ソナーセンサーなどを使って、周囲の交通状況を監視しています。

もし周囲の物体に衝突する危険性が高いと判断されれば、最初は衝突警報が作動し、それでも車が停車しない場合には、衝突を回避するために急ブレーキが作動します。

このように、事故回避するための機能がいろいろと備わっています。

歴史

初代

ステラは「楽しい関係空間」をコンセプトに開発され、スバル的にはプレオの後継車種という形で、2006年から発売されました。

女性1000人からアンケートを取り、その結果をもとに開発したというのがステラの特徴です。

軽自動車のターゲットを男性から女性に変更した車で、ベビーカーやチャイルドシートの載せやすさを配慮して開発されましたが、これは当時のスバルでは画期的な試みでした。

2代目

2011年にはフルモデルチェンジされました。

ダイハツムーヴの5代目モデルをベースにOEM供給を受けたモデルになり、ムーヴに倣って、ノーマルタイプのほかに、ステラカスタムというスポーティモデルをラインナップしました。

先代モデルにあったリベスタは、カスタムに吸収される形になりました。

3代目

2014年にフルモデルチェンジがなされ、3代目モデルが登場しました。2020年現在、現行モデルになります。

バックドアは、2代目では横開き方式だったのですが、現行モデルでは跳ね上げ式に変更されました。初代モデルに戻された形です。

燃費

ステラは優れた燃費があり、高い人気があります。

JC08モードで、リッター当たり31.0㎞を記録しています。ここまで高い燃費を誇るのには、いくつか理由があります。

まずはエンジンです。先進技術が導入されていて、クリーンでエコなエンジンに仕上がっています。このため、全車エコカー減税対象車になっています。

また、アイドリングストップシステムも採用されています。停車中にエンジンがストップするので、余計なガソリンの消費も回避できます。しかもブレーキペダルから足が離れた、ハンドルを切った瞬間に、エンジンは速やかに再始動します。このため、発進に手間取るような心配がないです。

車が完全に止まる少し前の段階からエンジンが自動的に停止するところも、低燃費に仕上がっています。

デザイン

エクステリア

ステラの現行モデルを見てみると、個性的な特徴があります。街中を走行していても、フロントフェイスは存在感があります。

フロントバンパーに厚みを出して、ボンネットフードは適度な高さに調整され、フロントフェンダーは大胆に攻めたデザインとなっています。個性的な表情な割には車幅感覚がつかみやすいなど、実用性にも配慮したデザインに仕上がっています。

サイドからリアにかけたデザインも随所に個性的な部分がきらりと光ります。リアクオーターウィンドウなどはオリジナリティが出ています。

また、リアフェンダーからリアゲートにかけて立体的なデザインが維持され、どこから見ても飽きの来ないエクステリアデザインにまとまっています。

インテリア

インテリアについてはブラックとホワイト、グレージュの3トーンをラインナップしています。いずれもシンプルな色合いなので、長年乗っていても飽きが来ません。いずれも明るめのトーンを使っているので、開放感があります。

ステラのインテリアについては、実用性を重視したレイアウトになっています。

例えば、メーターパネルは運転席の正面に凝縮してレイアウトした格好です。こうすることで、ドライバーが運転中視線を大きく動かす必要がなくなり、負担を最小限にできます。

さらに、4.2インチのTFTカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを採用しました。これは軽自動車でも初の試みです。先進的な印象に仕上がって、運転席というよりもコックピットという言葉の方がしっくり来ます。

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