Eクラスワゴンの車種情報。燃費やデザイン・乗り心地

calendar_today 2021/03/01

Eクラスは、ボディーサイズや装備、走行性能、そして価格設定の面で優れているため、とても人気が高いシリーズとなっています。

このクラスはミドルサイズのボディーを持っているため、ステーションワゴンという形状によくマッチします。市街地はもちろん、郊外や長時間のドライブなど、様々なシーンでその良さを発揮してくれるモデルとして、人気が集まっています。

Eクラスワゴンならではの魅力をチェックして、車選びの参考にしたいものです。特にそのデザインや燃費性能を確認して、このクラスならではのメリットを知ることができます。

SUVの特徴を備えたモデル

Eクラスワゴンは、同シリーズのセダンタイプと多少異なる特徴として、SUVモデルのデザインをふんだんに取り入れているという点を挙げることができます。

アンダーガードがその一例で、インパクトのあるデザインを見せると共に、アウトドアシーンにも耐えられる機能性を備えています。

ステーションワゴンという形状から、荷室のスペースが大きくゆったりとした車内での時間を過ごせるように設計されています。

走行性能の点でも高いロードクリアランスの設定がなされているため、走破性に優れているのが特徴です。

専用のドライブモードであるダイナミックセレクトが設定されているのもポイントで、ワイルドな走りを楽しむことができます。

また、4MATICの機能も、自分の思い通りのドライブを実現させる助けとなっています。同時に、「エアーボディーコントロール」というサスペンションシステムを採用していて、滑らかな走り心地、乗り心地をもたらしてくれるのもポイントです。

キビキビとした走りを楽しむことができるのに、乗っている人はソフトで快適な乗り心地の中でいられるというのがメリットです。

歴史の古いモデル

Eクラス自体はとても歴史の古いシリーズで、メルセデスベンツの初期タイプから継承しています。

モデルチェンジを重ねるにつれて、CクラスSクラスの中間的な存在となり、ミドルサイズボディーの中核モデルとなりました。

これは、市街地走行でもアウトドアシーンでもちょうど良いサイズであるため、ステーションワゴンという形状が設計されたのも自然の流れと言えます。

日本において、狭い市街地でも郊外でも、どんなところでも走りやすいという評価を得て人気が高まりました。

Eクラスワゴンでは、燃費の良いディーゼル仕様が作られていましたが、日本では一時的に販売が停止されていたという歴史も持ちます。

燃費と走行性能の高さが特徴

エンジンユニットの違いがありますので、グレードによって燃費の差がありますが、平均的なグレードではWLTCモードでリッター当たり12キロから13キロというところです。

出力の高さやステーションワゴンということでの車重の重さを考えると及第点と言えます。WLTCモードは、市街地や高速道路などでの燃費を平均にならしたものですので、より実燃費に近くなります。

アイドリングストップ機能や滑らかな動きを実現してくれる電子制御の9速のトランスミッションなどが、こうした燃費向上に貢献しています。

Eクラスワゴンは、代を追うごとに燃費がよくなっていますが、決して走行性能や乗り心地を犠牲にすることなく技術開発を進めているのが特徴です。

特に、現行モデルではダイナミックセレクトモードによるアグレッシブな走りが魅力で、アウトドアでのドライブを楽しむのにぴったりです。

Eクラスワゴンのデザイン

SUV仕様のエクステリアデザイン

Eクラスワゴンのエクステリアデザインの大きな特徴と言えるのが、フロントグリルです。メルセデスベンツSUVシリーズのデザインから来ていて、よりインパクトのある作りになっています。

また、フロントバンパーも堅牢性があるがっしりとしたデザインを採用しています。このため、フロントはとても存在感が強く、アウトドアシーンに映える見た目に仕上げられています。

ボディーフォルムはEクラスならではの高級感ある優雅な曲線が上手に生かされています。リアはスポーティーなデザインが施されていて、活動的にドライブを楽しむ雰囲気を作り出しています。

ワゴンスタイルということでミドルサイズにしては迫力があり、存在感を示しているのが印象的です。

快適なドライブを演出するインテリアデザイン

全体としてゆったりとした空間が演出されていて、落ち着いたゴージャスなイメージが出ています。

同時に質感の高いドアサイド周りやダッシュボードなどは、メルセデスベンツならではの魅力と言えます。

シートも細部まで仕上げにこだわっていて、乗り心地の良さを提供すると同時にスポーティーでどっしりとした見た目になっています。

体重をうまく分散する構造になっていますので、ドライバーも同乗者も疲れにくく、長時間のドライブでも快適に過ごせるというメリットを生みだしている点にも注目したいところです。

コクピット周りはスポーティーな雰囲気にまとめられていて、運転する楽しみを倍増させてくれます。

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