A3モデルは、内側も外側も独自のスタイルセンスを有し、アウディらしさと言うべき魅力にあふれています。
美しいだけでなく、従来モデルより多用途性も引き継ぎ、ぜいたくなインテリアはアクティブなライフスタイルに対応するようにデザインされており、このクラスをリードする情報テクノロジーとドライバー支援テクノロジーが、長距離ドライブを含めたあらゆる用途に快適さをもたらします。
5ドアハッチバックのスポーツバックか4ドアセダンのラインアップで、エントリータイプの「小さな高級車」のコンセプトを貫いています。
プレミアムコンパクト、アウディA3
A3セダンにはクアトロと呼ばれるアウディの独自4WDの技術が採用されており、カーブを曲がる楽しさや直線の加速などスポーティな運転を楽しめます。
またA3セダンには、Audi pre-sense city – Autonomous Emergency Braking (AEB)が標準装備されています。
このクラス最上のレベルの機能は、最大約65km/hの速度域の車両を検知できます。衝突の危険性を検知した場合、システムがドライバーに警告を発し、必要に応じて最大減速を開始して速度を低下させるなど衝突を防ぐアシストをします。
オプションで、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールや、時速65kmから250kmまでの車線維持を穏やかなステアリング操作でサポートするアウディアクティブレーンアシストなどが含まれており、長距離の移動に最適です。
スポートバックのブートスペースは380リッターのままで、後席シートバックを倒すと1200リッターに拡大します。A3は3代目モデルよりWi-Fiを搭載した日本初の車種でもあります。
アウディA3の歴史
アウディA3は、プレミアムスモールカークラスのメルセデス・ベンツAクラスやBMW 1シリーズとの厳しい競争に直面しながら、2020年に4代目に突入しました。
アウディのエントリーモデルとして販売開始された1996年以降、「小さな高級車」のコンセプトの下、親会社であるフォルクスワーゲンのゴルフとシャーシやエンジンを共有した3ドアハッチバックボディに、4WDであるクワトロ、5ドアボディのNAモデルも追加されました。
2003年に販売開始された2代目では3ドアモデルのフロントグリルをダブルからシングルにデザインが変更され、さらに2004年からは全長が70㎜拡大した5ドアのスポーツバックもラインアップに加わりました。
2012年から3代目の市場投入が始まり、翌年にスポーツバックに加えてセダンも追加されました。車内空間、特に後部座席が広くなり、エンジンも全てTFSIに統一され、1.4~2.0Lからと選択肢が広がりました。
アウディA3の燃費
4ポットモーターにはCOD(シリンダー・オン・デマンド)技術が採用されており、クルージング時に2つの中間シリンダーをオフにすることで燃料を節約します。
このシステムは高速道路を惰性走行する際にエンジンを停止し、最大0.4L/100kmの走行距離を節約が可能です。
ベルトオルタネータースターター(BAS)は、通常のスターターよりもスムーズにエンジンを始動させ、助手席下の小さなバッテリーを充電するためにエネルギーを回収します。
ユーザーからの燃費に関する評価も高く、平均して12-14km/L、高速道路区間であれば20km/Lという報告もあり、このクラスではかなりの高燃費と言えます。
アウディA3のデザイン
エクステリア
A3モデルは、現代的で洗練されたスポーツセダンとしてリデザインされました。
八角形のシングルフレームグリルとシャープで角張ったヘッドライトによるフロントマスクがアウディの独特かつ主張のある存在感を放ち、周到に計算されたコンパクトなプロポーションが調和して筋肉質なスタンスを生み出しています。
A3 セダンには、アウディが提供する最先端の照明技術がフロントにもリアにも採用されており、このクラスでは唯一無二の存在感を放ちます。
バンパーデザインを変更してヘッドライトにも3種類のLEDデイタイムランニングライトを採用し、より進化したLEDマトリクスヘッドライトも用意しています。
インテリア
A3モデルに一歩足を踏み入れた瞬間から、ラグジュアリーと革新性が感じられます。
レザーシート、電子格納式カラーインフォテイメントスクリーン、MMIナビゲーション、リアビューカメラなどが標準装備されています。
オプションのBang & Olufsenサラウンドサウンドシステムは、フロントウーファーにLED照明のアクセントを加えた最高のオーディオ体験を提供します。
オプションとして用意されている革新的なアウディバーチャルコックピットは、従来のダイヤルに代わる12.3インチのデジタルインストルメントクラスターです。
ドライバー情報、ナビゲーションデータ、インフォテインメント機能は、鮮やかな高解像度で表示され、ボタンを押すだけでプログレッシブとクラシックの2種類のレイアウトが可能です。