レンタカーを借りて引越しするメリット・デメリット

calendar_today 2020/10/20

レンタカーを借りて引越しするメリット・デメリット

「引越し費用をなるべく安く抑えたい」と考え、レンタカーを使って自力で引越しできないだろうかと考えたことがある方も少なくないでしょう。

引越し会社に頼らず自力で引越しができるなら、費用面だけでなく自分のペースで引越し作業が進められるという利点もあります。

レンタカーを使った引越しには節約以外の面でもメリットがあり、実際、多くの人が選択しています。少なくとも荷物の多くない単身者による短距離の引越しには、十分使える方法と言えるでしょう。

ここでは、レンタカーを借りて引越しするメリットとデメリットをお伝えします。

レンタカーで引越しするメリット

レンタカーで引っ越しするメリットを3つご紹介します。

引っ越し費用を節約できる

レンタカーで引越しする最大のメリットは、引越し費用の節約です。

引越し業者の料金は、基本的には転居先までの距離、荷物の量、また、作業に当たるスタッフの人数によって決まります。

一方、レンタカーを借りて自力で引越しする場合、かかる費用はレンタカーの料金のみです。

多少距離があっても、荷物の量が多いとしても、費用自体はそれで大きく変動しないのがレンタカーによる引越しの大きなメリットと言えるでしょう。

自分の都合に合わせて引っ越しできる

また、引越し業者に依頼するケースと違って、レンタカーでの引越しなら自分の都合だけを考えてスケジュールを立てられます。

春先などの引越しの繁忙期ともなると、どの引越し業者も前々から多くの予約で埋まっており、自分の好きなタイミングで引越しできないことがあります。

また、繁忙期は通常より割高の料金を取る引越し業者も多いので、費用の面でも余計な負担が発生してしまいます。

その点、レンタカーでの引越しは、車両さえ確保することができたら、繁忙期であろうと自分の好きな日に好きなペースで引越しできるのがメリットです。

突然の人事異動で早急に引越す必要が生じた時など、レンタカーを借りて自力で引越しを行うのがベストな選択となることも少なくないでしょう。

他人を自分の家に入れなくていい

レンタカーでの引越しのもう一つのメリットが、他人を自分の家に入れる必要がないことです。

もちろんどの引越し業者もプロである以上、個人情報の保護は徹底しています。とはいえ、他人を自宅に上げる以上、どうしてもトラブル発生の可能性がわずかでも残るものです。

その点、レンタカーを借りて自力で引越しすれば、プライバシーは安全ですし余計なトラブルが発生する心配もありません。

レンタカーで引越しするデメリット

一方でレンタカーを使って引越しをするデメリットには、何があるのでしょうか。

自分で運転しなければいけない

レンタカーで引越しする最大のデメリットは、自分で車を運転しなければならないことです。

引越しの荷物が多ければ、一度では運び切れずに何度も往復することもあるでしょう。その場合でも、レンタカーでの引越しの場合、すべて自分で運転する必要があります。

また、知らない土地への引越しの場合、土地勘のない不慣れな道を走らなければならないという余計なストレスもかかります。

荷物の量によっては、運転し慣れたいつもの車より大きな車を運転しなければならないこともあるでしょう。

運転が得意な人ならまだしも、免許取得から間もない人やペーパードライバーにとってはこれも大きな負担です。

事故のリスクも考えると、引越し業者に依頼するよりもデメリットの方が大きくなることもあります。

自分で荷物を運ばなくてはいけない

また、レンタカーを使えばお得に引越しできるとはいっても、荷物は全部自分で運ばなければなりません

荷物が少ない場合はよいですが、家具や家電など大型の荷物がある場合、一人で運び切るのは困難でしょう。そうなると、荷物を運ぶのを手伝ってもらうために誰かに頼まなければなりません。

人に引越しの手伝いを頼む場合、それがたとえ仲の良い友人であっても、ただで手伝わせるわけにはいかないのではないでしょうか。

自分の引越しのために一日を潰してもらうわけですから、いくらかお礼を包むなり、現金でなくてもご馳走するなりするのが常識的な振る舞いです。

荷物運搬の負担とお礼のための出費を考えると、引越し業者を使った方がよかったと感じられることもあります。

おすすめの車種

レンタカーでの引越しでおすすめの車種といっても、選ぶべき車種は運ぶ荷物の量によって違います

洗濯機や冷蔵庫など大型の荷物がなく、ダンボールで10箱程度に収まるなら、ふつうの軽自動車でも問題ありません

その場合、ハイゼット、ピクシス、エブリイなどの軽バンをおすすめします。

洗濯機や冷蔵庫、タンスなどの大型の荷物があるなら、荷台のある軽トラがおすすめです。車種にはピクシストラックやキャリイなどがあります。

ただし軽トラは、雨の日には荷物が濡れるのでおすすめできません。雨の場合は、キャラバンやハイエースがおすすめです。荷物の量が多い場合、いすゞのエルフなどの小型トラックもよいでしょう。

まとめ

レンタカーを使った自力での引越しには、費用の節約などのメリットがあります。

とはいえ、荷物の量や転居先までの距離によっては引越し業者に依頼した方が負担が少なく、費用も安く上がるケースも考えられるでしょう。

自分の運転技術とも相談しながら、何が最良なのかよく検討してどちらを選ぶか決めてください。

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