車内の掃除ってどうしたらいいの?車内の掃除方法を場所ごとに解説

calendar_today 2020/08/21

車内の掃除ってどうしたらいいの?車内の掃除方法を場所ごとに解説

家と違って車内は平らではないので掃除が大変です。

とはいえ、面倒だからといって掃除をしないと汚れやほこりがたまります。特に、車内は基本土足なのでフロアマットは汚れやすく、放置するとダニや雑菌も発生してしまうので、定期的に掃除しなければいけません

ここではフロアマットやダッシュボードなど、場所ごとの掃除方法をご紹介します。

掃除道具

車を掃除するためには全体的に洗車用洗剤が必要になります。洗車用洗剤は、掃除する箇所によってそれぞれ適したものがあるので、ホームセンターなどでご自身の車に適したものを探すことができます。

タオルやマイクロファイバークロスはほぼ全ての箇所で使用することになるので、数があると嬉しいです。

頑固な汚れが放置されている場合は、毛先の柔らかい洗車用ブラシや、歯ブラシなどがあると効果的に汚れを落とすことができます。

車外を掃除するために、ホースやバケツがあると掃除が楽に進みます。一貫して水に触れる作業になるので、気になる方は撥水性のあるグローブや、軍手を忘れないようにしましょう。

次回以降の掃除を楽にするために、撥水クリーナーを用意しておくといいかもしれません。車の掃除は、風が穏やかな晴れた日を選んで行いましょう。

掃除する場所「フロアマット」

フロアマット

フロアマットは雨や泥、砂礫などから車を守ってくれる半面、ダイレクトに汚れが付着する場所なので汚れやすくなってしまいます。

フロアマットを汚れたまま放置していると繁してしまうのがダニや雑菌です。さらにダニや雑菌をそのまま放置していると、ダニアレルギーの症状を引き起こすほか、悪臭が漂うなど、衛生的に嫌なことが色々と起こってしまいます。

最低でも月に1回は掃除して清潔に保つ必要があります。

フロアマットを洗うにあたって洗濯機を使用するのは厳禁です。フロアマットは手洗いで洗うようにしましょう。

そしてフロアマットを天日干しにして、ダニを死滅させましょう。次に、はたいて大きい汚れを取り除いた後に、掃除機で中くらいの汚れを吸い取っておくと、掃除が楽に進みます。

残りの細かい汚れは、洗車ブラシを使って落としていきましょう。ここで、液体洗剤を使って洗うと効果的です。粉末洗剤は水に溶けにくいので、フロアマットの溝などに入り込んでそのままになってしまうかもしれません。

最後に乾かしたら完了です。

掃除する場所「ダッシュボード」

ダッシュボード

ダッシュボードの汚れというとシミに悩まされることが多いのではないでしょうか。特に夜間に蛍光灯に照らされて浮かび上がるシミ汚れは気になりますよね。

そのほか、つい脚があたってしまってできた蹴り傷など、傷もダッシュボードの目立つ汚れの一つではないでしょうか。

シミや汚れ掃除に最適なのが「アーマーオール」です。ホームセンターに必ずと言っていいほど置いてあります。

アーマーオールは吹きかけることで日焼けや色あせ、ひび割れを防止することができる洗剤です。ダッシュボードに限らず、ビニールレザーの内張りやドア部分、窓枠部分などにも使うことができます。

アーマーオールにはつや出しをすることができる「プロテクタント」と、マットに仕上げる「マットフィニッシュ」があります。ご自身の車の内装に合わせてお選びください。

掃除する場所「シート・トランク」

シート

シートやトランクには砂や毛髪といった細かい汚れが散乱していて気になる箇所です。

シート・トランクはご家庭にある掃除用品で掃除することができます。

まず、シート・トランクに散らばった汚れを掃除機で吸い取りましょう。取りきれなかった汚れはコロコロを使うことで取り除くことができます。

散らばった汚れを取り除いた後は、洗濯用洗剤を雑巾にしみ込ませて吹いてあげれば十分にキレイになります。最後に雑巾で乾拭きすればおしまいです。

シートやトランクは掃除しやすい反面、汚れやすい箇所でもあるので、定期的に掃除するように心がけるとよいです。

掃除する場所「窓・ドア」

窓ガラス

車の窓は内側と外側でそれぞれ掃除方法が違います。車内と車外では付着する汚れの種類が違うからです。

内側の窓は水で塗らしたタオルで拭いた後にカーシャンプーまたは消毒用エタノールで汚れを落とします。最後に乾いたタオルで拭いておしまいです。

外側の窓は内側の窓より汚れているので、ホースやバケツで水を流します。ある程度、汚れを水で洗い流したらタオルでガラスを拭きます。

その後、目が細かいクロスに洗剤をしみ込ませて窓を拭いていきます。こうすることで外側の窓についた大きな汚れと小さな汚れを落とすことができます。最後に乾いたクロスで拭きあげて完了です。

内側外側限らず、油膜ができてしまっているときは油膜除去クリーナーで落とすといいです。水垢ができてしまっている場合も同様に、水垢除去クリーナーで磨いていきましょう。

仕上げに撥水コーティングをしておくと次回以降の掃除が楽になります。ついでにゴム部分も水と洗剤で拭きあげておきましょう。

ドアは主に隙間やヒンジ箇所にほこりなどの汚れが多くたまっています

頑固な汚れは水荒いだけだとなかなか落ちないのでマイクロファイバークロスにクリーナーをしみ込ませて拭きあげます。クロスだけだと落ちない汚れは、毛先の柔らかいブラシを使って落とすことができます。

その後、水で塗らしたタオルで洗剤を拭き取った後に、水気のないタオルで乾拭きして完了です。

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