eKスペースの車種情報。燃費やデザイン・乗り心地

calendar_today 2021/03/01

新型eKスペースは「スーパーハイトワゴン」と称し、eKワゴンと外見も内観もよく似たデザインながら、より背の高い分身のようです。

両車とも日産との共同プロジェクトの一環で、デイズ、デイズ・ハイウェイスターと並んで合弁会社NMKVのが製作した軽自動車ですが、eKスペースは小さなお子さんのいるご家庭をターゲットにしたモデルだからこそ、リアスライドドアやスライドリアシートなどを採用しています。

eKワゴンよりも幅が広く、ニールームとレッグルームをさらに広く確保しており、チャイルドシートの装着なども容易に可能になりました。

また、後部の快適性を高めるために、空気清浄技術「プラズマクラスター」によるエアサーキュレーターを採用しています。

快適な居住性を追求した軽自動車、eKスペース

新型eKスペースは、お子さんと保護者が快適かつ安全に過ごせる工夫が考えつくされています。

自動で開閉する後部スライドドアは、ドアの下に足先を差し入れするだけで、手すら使わずにドアロックを解除して650㎜の幅口で自動で開けられます。

特徴的な室内高1400㎜の背の高さと相まり、お子さんの乗り降りが驚くほど簡単で快適。後部シートも前後に320㎜スライドでき、用途によって空間を使い分ける事が可能です。

運転に関してもアイポイントが高く設定されている事から見晴らしもよく、最小回転半径4.5mと取り回しで小回りの利いた運転ができるでしょう。

さらに最新のテクノロジーであるマイパイロットが、前方の車との車間距離をキープしたり車線をはみ出さないように警告したりと、運転のストレスと疲れを軽減するアシストを提供します。

また三菱のe-Assist機能により、衝突被害を軽減するブレーキシステムや踏み間違いを防止する機能、道路標識を表示する機能などによって、走行中や駐車時の安全運転をサポートします。

eKスペースの歴史

初代のeKスペースは2014年に販売開始され、同年暮れには新しいグレードとしてe-Assistの機能を追加した仕様を追加しました。

これによって衝突被害を軽減し、踏み間違いなどのリスクも減少できる安全性が高まりました。

2015年には特別使用者を販売し、電動スライドドアやバードアイビュー機能などが追加され、その後もマイナーチェンジと改良を重ねながら、2020年にフルモデルチェンジの2代目が販売開始に。

e-Assistは前方衝突予測警報や休憩を促すふらつき警報、標識認識アシスト機能などの導入によって、その安全機能はさらに強化されました。

eKスペースの燃費

電動659cc 3気筒ガソリンエンジンを搭載しており、自然吸気とターボの2種類が用意されています。

NAユニットは6,400rpmで52PS、3,600rpmで60Nmを発生するのに対し、ブーストドミルは5,600rpmで64PS、2,400~4,000rpmで100Nmを発生します。

どちらのエンジンオプションも、2.7PSと40Nmのトルクを発生する電気モーターでアシストしているが、これは主に軽自動車の加速を助けるためのものです。

ユーザーの燃費報告の平均としては大体18km/Lと、標準的な評価です。

eKスペースのデザイン

エクステリア

今回の新型eKスペースは、スーパーハイトワゴンと呼ばれる軽自動車ですが、同時にSUVぽいデザインが特徴的。

4シーターのサイズは、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,780mm、ホイールベース2,495mmで、標準のeKワゴンと比較して140mmの車高の増加であり、オプションのルーフレールはさらに20mmの増加となっています。

ハロゲンリフレクターヘッドライト、デュアルスライドドア、14インチホイール、6色のエクステリアカラーに加え、3色のデュアルトーンカラーを追加しています。

最も特徴的なハンズフリーの自動スライドドアは幅650mmのエントリーポイントを実現しています。

さらにお子さんの肌を日焼けや暑さから守るために、フロントドアには99%紫外線をカットするガラス、リアシートにもサンシェードを備えています。

インテリア

インテリアも、お子さん連れの家族が快適に空間を利用できる工夫にあふれています。最も大きな特徴は前後に320㎜スライドできるリアベンチです。

前にずらせば運転席と近くなり、フロントシートからでもお子さんのお世話が容易になりますし、後ろにずらせば大人でも十分な二―スペースを確保できます。

また天井までの高さは1,400mmと高く、お子さんが立ったままで着替えが可能です。

キャビンにはシートにはっ水加工を施した布張り、助手席シートバックテーブル、コンビニエンスフック、エアコンタッチコントロール、プッシュスタートボタン付き本革巻ステアリングホイール、パドルシフト、9.0インチタッチスクリーン情報エンターテインメントシステムが装備され、三菱の「こんなとこに置けたらいいな」というコンセプトをさまざまに配置しています。

そしてお子さんがより快適に過ごせるように、後部座席の空気をイオンでクリーンにするサーキュレーターが装備。空気の汚れや匂いに加え、静電気も取り除く効果があります。

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