車を購入するときは、新車を買うか、中古車を買うかによって、購入する際の考え方が変わってきます。
中古車も程度が良ければ、何も問題なく乗ることができます。必ず新車が良いというこだわりが無ければ、中古車でも快適に乗ることができる車がたくさんあります。
それでもメリットだけでなく、中古車ならではの気を付けなければいけないデメリットもあるということを十分に理解する必要があります。
これから中古車を購入したいと思っている人は、中古車だからこそ良い部分と悪い部分があるということを理解して、車を購入するようにしてください。そうすることで、せっかく購入した車を購入してから後悔することなく、長く乗り続けることができます。
中古車を購入するメリット
中古車を購入する一番のメリットは、新車に比べて価格が安いことです。
欲しい車がどのくらいの価格かを考慮してから、中古車の購入を検討する人が多いです。
新車にこだわらなければ、同じ車種でも中古車というだけで上級グレードを買うことができるかもしれません。新車でも、一度誰かが乗って型落ちすると価格が一気に安くなります。
一般的に、モデルチェンジするのが6年から8年周期と言われています。新しいモデルに乗りたい人や乗りたい車にこだわる人、予算に余裕がある人は新車を購入するべきです。
しかし、このようなこだわりがないのであれば、中古車でも十分見た目が綺麗で機能も問題なく、新車と同じように乗ることができます。中古車は走行距離5万キロが分岐点と言われています。
中古車は多くの車種があるので、じっくり乗りたい車を選ぶことができます。新車であれば、ディーラーの中で限られた車種しか選ぶことができません。
中古車販売店は、数あるメーカーの車種から選ぶことができるメリットもあります。そして、中古車は納車までの期間が短いので、すぐに乗ることができます。
中古車を購入するデメリット
中古車を購入するデメリットは、事故車を購入する可能性があることです。修復歴があれば事故車と認定されますが、中古車販売店で必ずしもお客様に告知義務の対象になるとは限りません。
また、中古車は走行距離と年式によって車へのダメージが進行している可能性があります。見た目は大丈夫だと思っても、走行距離と年式によっては購入してから故障する可能性が高まります。
この他にも、中古車は前オーナーのクセが付いている可能性があります。例えば、アクセルやブレーキの遊びが自分の感覚と違ったり、燃費が悪くなったりしてる可能性があります。中古車のクセが強ければ、それに慣れるまで時間がかかるかもしれません。
まとめ
中古車を新車の感覚で購入するのは危険が伴います。誰かが乗った過去がある車だということを十分に理解して、自分が乗りたい車を検討してください。中古車ならではのメリットとデメリットのバランスが重要です。
メリットばかりの車だったら購入して問題ありませんが、どこまでデメリットを妥協できるかが、安心して購入した車を運転できる重要なポイントになります。中古車だからこそ、何かしらのデメリットがあると思って、車の欠点とうまく付き合っていくことが求められます。