ロードスターの車種情報。燃費やデザイン・乗り心地

calendar_today 2020/08/25

人生を楽しもうというコンセプトがつけられたロードスターは、ライトウエイト・スポーツのジャンルの中で、新たな価値を生み出してきました。

デザイン、ドライビング体験、気持ちよさの3つの価値を提供してくれる魅力的な車です。

豊かな表情がいくつもあり、マツダが提唱する鼓動デザインを余すことなく味わい体感することができるのがこの車の魅力です。

ロードスターの特徴

ロードスターはマツダから販売されているスポーツカーで、世界中で大ヒットした魅力的な車です。

その影響を受けて他社でも中小型のオープンカーを開発した逸話があります。

それまでは限られていたユーザーにしか支持されなかったライトウェイトスポーツカー市場が活性化された要因とされています。

息の長いブランドで2016年には生産累計が100万台を達成したことからも、多くの人を魅了し、走りの楽しさを教えてくれる車です。

歴史

マツダ・ロードスターは31年の歴史があるスポーツカーです。当時は有志によって密かに開発されていき、それが認められて開発が進められていきました。

現在では日本全国にオーナーがいて定期的にオーナーズクラブがミーティングを行っています。

初代

初代ロードスターが誕生したのが1989年です。

オープンの2シーターのデビューで、他の車と比べて購入者は限られていましたが、現在でも続く命脈を繋いでる名車として知られています。当時はユーノスブランドから発売されました。

オリジナルのエンジンが開発されたわけではなく、当時ファミリアにも採用されていた1.6L直列4気筒DOHCエンジンが搭載されました。

2代目

1998年から2005年まで展開された2代目は、1.6Lのエンジンが復活し、グレードによって1.8L車には6速MTが組み合わさりました。

初代と比べてサスペンションなどの補強があり、様々な無駄を省いて車体が重くなるのを最小限に抑えました。

このモデルから全てのグレードにエアバッグが標準装備されるようになり、パッシブセーフティ強化に対応するようになりました。

3代目

3代目のモデルは全幅2005年から2015年まで販売されました。このモデルから全幅が1,720mmとなり、初めて3ナンバーになりました。

3代目からエクステリアのデザインも変更になり、張り出しているフロントフェンダーやマフラーもエンドパイプが2本になりました。

使われるエンジンも変更されて、アテンザやアクセラに搭載されるL型が搭載されるようになりました。

4代目

現行モデルは2015年から販売されている4代目です。

このモデルからマツダオリジナルの自動車技術の総称として知られている「SKYACTIV TECHNOLOGY」が採用されました。

デザインはフロントオーバーハングが短くなっただけでなく、低くして滑らかなボディラインが実現されました。

安全性能と軽量化の両方を実現するために、現行モデルは高張力鋼板・超高張力鋼板の使用比率が高まりました。

ロードスターの燃費

ロードスターはWLTCで燃費を計測しています。それぞれの走行環境に合わせて4つの燃費の数値を確認することができます。

WLTCモードの燃費は16.8km/Lから17.4km/L、市街地モードで12.0km/Lから13.4km/L、郊外モードで17.7km/Lから18.0km/L、高速道路モードで19.5km/Lから19.7km/Lです。

市街地モードは信号や渋滞などの影響を受けることを想定し走行しています。郊外モードは信号や渋滞の影響を受けないことを想定し走行しています。高速道路モードは、高速道路など停止しないことを想定し走行しています。

普段自分がどのようなシチュエーションでロードスターを乗るかによって確認する燃費の数値が異なります。

デザイン

エクステリア

現行モデルはマツダのデザインテーマが採用されているので、ひと目でロードスターだと分かる美しいスタイリングです。

エクステリアデザインに定評があるマツダだから実現できた美しいボディスタイルが現行モデルの魅力です。

乗る人の姿が引き立つプロポーションになるように、フロントオーバーハングを短く、低くしたエクステリアデザインになりました。

ボディカラーにも力を入れていて、マツダの塗装技術を駆使し、スポーツカーとして魅力を最大限に押し出しながら、深みと艶感を味わうことができる「ソウルレッドクリスタルメタリック」カラーを中心に、7色のボディカラーから選択でき、自分好みのエクステリアの鮮やかさを楽しむことができます。

インテリア

ロードスターのインテリアは上質感を最大限に演出するためにレザーシートにこだわっています。

演練されたロードスターの室内が安っぽくならないように、大衆車との差別化を図るために3つのカラーコーディネーションからシートを選ぶことができます。

デザインだけでなく、実用的で運転しやすいように、スポーツカーでありながら使いやすさを追求しています。

広いトランクルームや細かい収納スペースもロードスターならではの、快適なドライブを楽しむための機能です。

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